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任天堂と共同開発の初代プレステ試作機に3000万円の価値!?

SONYNintendo PlayStationProto 01

Heritage Auctionsにかけられていたプロトタイプのプレイステーションが、最終入札価格30万ドルで終了しました。

日本円にして約3160万円!!!

は???

ゲーム機が??

ささささささ3000万円!!

一体誰が落札したの?

実は、オークションが開始された2月の時点で、Oculusの共同設立者Palmer Luckeyが入札したことを明らかにしていて「このNintendo PlayStationはとってもクール!でもこれに30万ドルの価値があると考える人は少ないだろうね」と述べています。

どうやら、この人物が最高入札者としてプロトタイプのプレイステーションを落札したようですが、本人からは「ゲットしたぜ〜〜〜」的なツイートは発表されていません。

SONYとNintendoが共同開発していた幻のレトロゲーム機、それをゲットできたのは富豪になったテクノロジーオタクだったという話。レトロゲームへの思い入れというよりは、今はライバル企業のSONYとNintendo が共同開発していたゲーム機という付加価値の方にロマンを感じたのが大きいみたい。

SONYNintendo PlayStationProto 04

スーファミのソフトがそのまま挿せる。
コントローラーもスーファミ。

SONYNintendo PlayStationProto 02

本体下部には拡張端子もあり。
この辺りは、まんまスーファミ。

SONYNintendo PlayStationProto 03

背面端子。
Sビデオ端子にAVマルチ端子、NEXTっていう謎のポート。
HDMIっぽい形状だけど、当時はそんな規格は無いので、SONYの独自規格でしょうか。

SONYNintendo PlayStationProto 05

SUPER BOSS GAIDEN。
外伝になるくらいの人気作品?

SONYNintendo PlayStationProto 06

イジェクトボタンは、初代プレステとよく似ています。

CD-ROMドライブは、プロトタイプがスロットローディングなのに製品版はトップローディングなのは、コスト削減のためでしょう。CD-ROMドライブといえば、初代プレステのは経年劣化で使えなくなるというクソ仕様でした。なぜか本体を逆さまにすると読み込むようになるので、ゲーマーの部屋にある酷使された初代プレステは、大抵逆さまになっているという伝説があります。

Source: Ars Technica