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パワードスーツが対物ライフルから撃たれるシーンのあるSF映画「District 9」

映画評論家の町山さんのPodcastEnterJam 町山智浩のアメリカ映画特電で、現在全米で大ヒット公開中の「District 9」という映画が紹介されていましたが、これがかなり面白そう。

(「 第86回 全米で大ヒットの『ディストリクト9』はSFアパルトヘイト映画 」の14:37頃から。)

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この映画は、エビのような甲殻類っぽい宇宙人が地球に移民として訪れるのだけど、人間は自分の家の近くにそんなヤツらが住むのを認めず、宇宙人は難民キャンプに押しやられ虐げられている・・・といった世界で、ひょんなことから主人公が変な薬を吸ってしまい宇宙人と人間のハイブリッド化、いつしか宇宙人側について人間と戦うといったもの。

見所はストーリーではなく、なんといっても戦闘シーンにあります。

対物ライフルでパワードスーツ(強化外骨格)をバンバン撃つ。そんなワクワクするヨダレモノのシチュエーションがあるそうなんです。

アニメ「攻殻機動隊SAC」で似たようなシーンがありましたが、実写映画でこれをやるのは初めてじゃないでしょうか。

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ちなみに、この映画の対パワードスーツで使用する20mm対物ライフルは「Mechem NTW-20」。これは、攻殻SACでサイトーが使っていたものと同じです。(参考:公安9課

またこの他にも、タイトルの「District 9」と「公安9課(Section 9)」、「宇宙人は甲殻類っぽい風貌」と「攻殻機動隊」といった ”類似点” が数点あり、「攻殻SACから影響を受けた映画」だと言うことを暗喩しているように思えます。

また、町山さんの話に出てくるもう一つの対物ライフル「Barrett M82A1」は、ランボー4でスクールボーイが使っていたものです。

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