Xbox Game PassにはUltimateプランというのがあって、それを使うとCloud Gaming (Beta)が利用できる。
通常、Game Passに対応しているデバイスはXboxコンソールかWindows PCだが、Cloud GamingならWebブラウザさえあればゲームをプレイすることができる。遊べるタイトルはXbox Game Passのラインアップとなり、話題の「Palworld」も含まれていたので、試しにプレイしてみることにした。
果たして、本当にWebブラウザだけでちゃんとしたゲームプレイが可能なのか？
今回は、M1 MacBook AirでCloud Gamingを試してみた。
まずは契約をしよう。
契約後14日間は100円で試用できる。
契約するには、Microsoftアカウントとクレジットカードかデビットカードが必要。
プランを「14日間の試用」にして契約する。
通常のプランと間違えないようにしよう。
間違えて二重契約してしまっても、すぐにメンバーシップのキャンセルを行えば返金処理される。
ここで注意したいのが、14日間のプラン契約後に1ヶ月プランの契約画面が出るようになっていることだ。
次へは進まず、Xボタンで閉じよう。
アカウントの管理からサブスクリプションをチェックすると、14日間プランでの登録ができていた。
自動更新をOFFにしておく。
定期請求を無効にするというリンクから手続き。
アカウントの管理からサブスクリプションをチェックすると、100円で14日間だけ遊べて、それ以降はサブスクリプションが無効になる契約になった。
https://www.xbox.com/ja-JP/play
ブラウザでCloud Gamingにアクセスすると、Game Passのタイトルがプレイできるようになる。
以前Xboxで遊んでいたMicrosoftアカウントで登録すれば、フレンドや実績も引き継がれる。というか、まんまXboxの状態（チャットなどはまだ実装されていないが）で遊べる。
Cloud GamingはWebブラウザと高速回線さえあれば遊べる。
ただし、Xboxのコントローラーは必須。
Xboxコントローラーをペアリング。
Palworldをプレイしてみる。
ゲーム開始まで1分少々。
サーバーが混雑していると6分かかったりもする。
たまーに処理が重くなることがあるが、概ね良好。
処理が重くなるのがローカルの環境によるものなのか、回線なのかサーバーなのかは分からないのがちょっと嫌。とはいえ、ブラウザでやっているクラウドゲームとは思えないほど高いクオリティのゲームプレイが可能だ。
今後、さらにCloud Gamingが発展すれば、本当にコンソールが不要になるかもしれない。
最近、AIの登場によりIT関係のレイオフがトレンドになっているが、MicrosoftもXboxのゲーム事業から大量の人員をレイオフすると発表した。ゆくゆくはゲームハード事業から撤退するという噂も囁かれている。プラットフォームに左右されないCloud Gamingこそ、未来のゲームかもしれない。
ゲーム画面のフルスクリーンはブラウザで行うのではなく、左上のメニューから「全画面表示を開始する」を選ぶ。
ゲームの終了もここでやる。
というわけで、無事Palworldをプレイすることができるようになったわけだが、ポケ◯ンをモチーフにしたモンスター（パル）ばかりがフィーチャーされているが、肝心のゲーム内容はというと、道端に落ちている枝や石ころを拾って机を作ったりする原始人ゲームだった。
無駄にリアルというか、移動すると腹ペコになって餓死するし。
ベリーを焼こうと焚き火に近寄ったら、体に引火して燃えてしまった。
肝心のポケモンというかパルは、肉弾戦でボコって気絶させてからポケモンボールのようなもので捕獲する仕組み。
ちょっと古いけどモンハンとかが好きな人にはいいのか？
ただし、何をするにもメチャクチャ時間を浪費する。
というわけで、Palworld目当てで始めたCloud Gamingだが、思いの外まともにゲームができることが分かった。
Xbox Game PassにはギアーズやHalo、FalloutといったAAAタイトルが軒を連ねているので、そっちを優先的にプレイしていきたい。
Game Pass Ultimateの対応タイトルは以下から確認できる。
Source: Xbox Game Pass ゲーム ライブラリ | Xbox
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