北米版WATCHMENにはゲームが同梱

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北米で発売されるWATCHMENのDVD/Blu-rayには、ゲーム版のWATCHMEN「The End Is Nigh」が付属してくるといいます。このゲームはXbox360・PS3向けに配信されているもので、ロールシャッハとナイトオウルを使って悪党をシバいていくという単純なアクションゲームです。

このゲーム同梱版のWATCHMENは、映画のみのDVD/Blu-rayと同じ7/21に発売されるか、もしくは映画版の発売後2週間以内には出るだろうとしています。

[ Watchmen Retail Disc Confirmed ]

WATCHMENのBDはとりあえずディレクターズカット版ではない

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WATCHMENのBlu-ray / DVDのUK版が7/27に発売されます。
Blu-Rayは2枚組で実売17.88ポンド(約2600円)
パラマウントなので日本語字幕は無いと思われ。

この他、米HMVでは特製の顔面ケースバージョンに入ったBlu-rayとDVDも販売されるようです。DVDはロールシャッハ、Blu-rayはマンハッタンの顔面を模している変なパッケージです。

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ロールシャックでシャックるシャックる

映画版も観た。

まず、売店のオッサンとコミック好きの黒人少年や、新聞社の上司と部下のように、一応出てくるけど端折られているせいで、原作を読んでないと解りにくい描写だろうなという部分が数点あります。

原作をできるだけカットせずにというポリシーなのか、「原作読んだヤツだけが解る」的な描写に止めて端折るというパターンのようで、ナイトオウルとシルクがフクロウメカで火事から人を救出するシーンで、原作では救出後にお茶を出すというほのぼの描写があるのですが、映画ではお茶のコップをシルクが棚に入れているだけ(お茶を飲み終わった後片付け)だったりします。

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WATCHMENのファンはオッサンしかいないとか

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北米映画興行収入ランキングで、WATCHMENが公開日から3日間で5570万ドルを売り上げ首位になりました。R指定映画(アメリカのR指定は17歳未満が対象)では歴代6番目とのことです。

配給会社がいろいろ広告打っているので提灯記事を書くメディア等で「全米で二人に一人が観賞!!大ヒット中!!」とか意味不明の煽りを目にするのであたかも好調に見えますが、制作費が150億なのを考えると実際はそんなに好調でもないようで「第77回 原作コミックを120%再現した『ウォッチメン』を観て、『20世紀』や『とろろ』や『DB』は反省しろ!(via 映画特電) 」によると、この5570万ドルの半分が原作ファンのオッサンで、しかも先行ロードショーで観た濃いヤツらで占められているのだそうです。つまりゲームでもよくある「超初動タイプ」なのではないか?ということ。

でも、WATCHMENの原作本はアメリカでもマニアのオッサンしか読んでいなかったコミックで、映画化されるまで多くの人が存在すら知らなかったとか。なので、それを考えるとやっぱりこの結果は好調?