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内部が新設計された新型PS5(1200番台)、消費電力は20W低くなり低発熱に

PS5 1200 updatepoint 01
(image: Austin Evans)

3回目のモデルチェンジを迎えるPS5は、新設計されたマザーボードを搭載しており、これまでのモデルと比べて低発熱で消費電力も低く、さらに本体重量も軽量化されているという。

これは、YouTubeチャンネルAustin Evansの動画によって明らかになったもので、新しく発売される1200番台は、1000番台や1100番台とは全く別物の本体になっていることがわかった。1100番台は1000番台のマイナーチェンジに過ぎないが、1200番台はかなりシュリンクされているようだ。

本体の外観は全く同じなのに、内部はかなり変わっているってことね。

重さ

  • PS5 1000:3.81kg
  • PS5 1100:3.54kg
  • PS5 1200:3.30kg

本体の重さって、据え置きゲーム機ではあまり重要ポイントではないけど、シュリンクされた結果の軽量化というわけで、違いを知るには一番分かりやすい部分。

1200番台は、1100番台と比べて240g、1000番台と比べて270g軽量化されている。

PS5 1200 updatepoint 02
(image: Austin Evans)

1200のヒートシンクは、1100からさらに小型化されていて、初代1000のヒートシンクと比べるとかなりの差。っていうか大きさが全く違う。

これが軽量化に繋がっているんだ。

消費電力

  • PS5 1000:217W
  • PS5 1100:220W
  • PS5 1200:202W

マザーボードのシュリンクにより、消費電力も20Wほど低下した。それに伴い、内部の発熱もわずかに低くなっているようだ。消費電力と発熱が低くなっているのは、据え置きゲーム機としてはかなり重要なポイントとなる。

とはいえ、それでも消費電力が200Wもあるので、発熱もそれなりにあると考えておいた方がいい。

再設計された1200番台のデメリットとして指摘されているのが、CMOSに使うボタン型電池の設置場所が変更されたこと。これまではマザーボードを取り付けた板の上にあったのが、ヒートシンクの下に隠れるようになったので、ボタン電池の交換するためにはヒートシンクを取り外す必要があるという。CMOSのボタン型電池は、数年使って1回交換するかしないかレベルのものなので、数年で買い換えるゲーム機にとってはあまりネガティブな要素にはならないかもしれない。ただ、数年後に出回るであろう中古のPS5(1200番台)には気をつけたほうがいいだろう。

日本国内では、価格改定により21%の値上げとなったPS5。どうせ買うなら、シュリンクされた1200番台を選びたいところだね。

ぜーんぜん売ってないけど。

Source: Austin Evans – YouTube