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レアすぎて誰も知らないTAITOの筐体が「EGRETII mini」として復刻

数年前のファミコンミニに始まった“レトロゲーム復刻ブーム”も一段落。

ファミコン、スーファミ、ネオジオ、PS、PCエンジン、ゲームギア、メガドライブ、アストロシティと来て、もうネタも無いだろと思ったら、タイトーから「EGRETⅡ mini」という誰も知らないアーケード筐体をミニチュアで再現した復刻ゲーム機が新たに発表された。

Taito egretIImini

これが、今回発表された「EGRET Ⅱ mini」だ。

メーカーの説明分によると、1996年に登場したアーケード筐体イーグレットIIを卓上サイズで再現、1978年~1990年代のアーケードゲームを収録したとある。

1996年といえば、すでにアストロシティやバーサスシティの天下になっていた時代。その頃に、このようなタイトーの筐体があったという事実は多くのゲーマーは知る由もないはずだ。そんな激レアなアーケード筐体が今回ミニチュアになって登場する。

アーケード筐体をモチーフにした復刻ゲーム機

アーケード筐体をミニチュアで再現するという復刻ゲーム機としては、ネオジオミニとアストロシティミニがある。

ネオジオミニはこの手の先駆けということもあり、実際に購入してプレイしていたが、ファミコンミニやミニスーファミにあった「ゲームが古過ぎてグラフィックもゲーム内容もショボい!」というガッカリ感が無く、なかなか楽しめた。アストロシティミニは、ゲーム機のミニチュアとしては響いたが、MODEL 2のタイトルが一切収録されない斜め下仕様だったので完全スルーしたのは言うまでもない。

EGRETⅡ miniの特長

「EGRETⅡ mini」の特長は、画面が縦横で回転できること。

Taito egretIImini 3

タイトーの看板タイトルであるスペースインベーダーなどの縦シュー用に、画面を回転させてプレイできるようになっている。

また、側面にはSDカードスロットがあり、今後発売される追加タイトルをプレイできるようになっている。追加タイトルは、1枚のカードに10タイトルが収録されている。

Taito egretIImini 2

本体には40タイトルが収録される。

EGRETⅡ mini 本体収録タイトルの一部

  • スペースインベーダー 1978年
  • ルナレスキュー 1979年
  • クイックス 1981年
  • エレベーターアクション 1983年
  • チャックンポップ 1983年
  • バブルボブル 1986年
  • ラスタンサーガ 1987年
  • レインボーアイランドEXTRA 1988年
  • ニュージーランドストーリー 1988年
  • ドンドコドン 1989年
  • バイオレンスファイト 1989年
  • カダッシュ 1989年
  • ミズバク大冒険 1990年
  • メタルブラック 1991年
  • カイザーナックル 1994年

コアなタイトル揃い?
メタルブラック収録はポイント高いかも。

タイトーといえばダライアスシリーズやレイフォースなどが有名だけど、PS2のタイトーメモリーズに収録されているダライアス外伝、Gダライアス、レイストーム、逆鱗弾なども収録される可能性はある。

そんな、ちょっとコア層というか、めちゃめちゃコアな当時のアーケードゲーマーだけに的を絞った復刻ゲーム機だが、問題は価格である。

本体が18,678円(税込)もするのだ。これまでの復刻ゲーム機の中で最も高価になる。

最初から数が売れないことを見越しているのだろう、本体価格はやや高めに設定されているようだ。

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