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ネット配信の方がいいのに

HD DVDの撤退でBDが勝利しましたが、普及するかどうかという事に関していろいろな意見があるようです。大まかに分けると「これからはBDだな派」「ネット配信でしょ派」「DVDで十分派」の3つでしょうか。自分はどちらかと言えば、ネット配信派。

特にブロードバンドの発達している日本では、ネット配信というのもアリだと思います。サーバーについては、MSやAppleのような大手メーカーの動画配信を見れば大丈夫なのがわかります。ユーザー的には「家に居ながらすぐに見られる」「ディスクを入れ替える必要が無い」というメリットがあります。

それと、パッケージが必要ないので部屋がスッキリします。ゴミが減ります。
ディスクを探したりする必要もありません。

ところが、コンテンツホルダーである映画会社が乗り気ではないようです。
ネットユーザーの間でイリーガルな配布が定着する前に、合法的に楽しんで貰ってお金貰う方がいいと思うんですけどね。勿体ない。

ハリウッドがIT産業とのコラボレーションに危険を感じていることは確かだろう。映画コンテンツがサーバーから配信されるようになれば、コンテンツ上映の実権をIT産業に奪われてしまう危険があるからだ。

こうした点でハリウッドは「ネット配信よりも日本メーカーの推すパッケージ光メディアが当面の現実解」であり、「光メディアを選ぶならマイクロソフトやインテルの息のかかっていないBDを支持する」という結論に至ったのだろう(これには、コピープロテクションを破られてしまったDVDから次世代光メディアに移行したいというハリウッドの思惑も加わっていることと思われる)。ハリウッドは「IT」を選ばず「光ディスク」を選んだ – 日経トレンディネット