ロールシャックでシャックるシャックる

映画版も観た。

まず、売店のオッサンとコミック好きの黒人少年や、新聞社の上司と部下のように、一応出てくるけど端折られているせいで、原作を読んでないと解りにくい描写だろうなという部分が数点あります。

原作をできるだけカットせずにというポリシーなのか、「原作読んだヤツだけが解る」的な描写に止めて端折るというパターンのようで、ナイトオウルとシルクがフクロウメカで火事から人を救出するシーンで、原作では救出後にお茶を出すというほのぼの描写があるのですが、映画ではお茶のコップをシルクが棚に入れているだけ(お茶を飲み終わった後片付け)だったりします。

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WATCHMENのファンはオッサンしかいないとか

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北米映画興行収入ランキングで、WATCHMENが公開日から3日間で5570万ドルを売り上げ首位になりました。R指定映画(アメリカのR指定は17歳未満が対象)では歴代6番目とのことです。

配給会社がいろいろ広告打っているので提灯記事を書くメディア等で「全米で二人に一人が観賞!!大ヒット中!!」とか意味不明の煽りを目にするのであたかも好調に見えますが、制作費が150億なのを考えると実際はそんなに好調でもないようで「第77回 原作コミックを120%再現した『ウォッチメン』を観て、『20世紀』や『とろろ』や『DB』は反省しろ!(via 映画特電) 」によると、この5570万ドルの半分が原作ファンのオッサンで、しかも先行ロードショーで観た濃いヤツらで占められているのだそうです。つまりゲームでもよくある「超初動タイプ」なのではないか?ということ。

でも、WATCHMENの原作本はアメリカでもマニアのオッサンしか読んでいなかったコミックで、映画化されるまで多くの人が存在すら知らなかったとか。なので、それを考えるとやっぱりこの結果は好調?

和製スパイダーマン、Marvelのサイトで無料配信

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「鉄パイプで足を殴打してマラソン大会をズル休みする男、スパイダーマンッ!!」でお馴染みの和製スパイダーマンの動画が、本家Marvelの動画サイトで無料配信されています。あまり意味のないアクション、梱包用ロープ、決め台詞時のクドいアングル、次回予告のナレーションと見所は満載。

本家のスパイダーマンより面白いかも?

(via やじうまAV Watch)
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映画版WATCHMENの原作再現度

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(ナイトオウルさん寒冷地仕様)

WATCHMENの映画はどれだけ原作に忠実なのか?
ビジュアル的な部分は下のリンクから写真を見れば、ロールシャッハ、Dr.マンハッタン、コメディアン、ミニッツメンの面々から、コメディアンがコマしたベトナム人の女、雑貨屋の横でアメコミを読みふける黒人青年まで、原作を完璧に再現しているのがわかる。(ナイトオウルだけは格好良くなりすぎで、原作のように萌え要素が無いのが残念。)

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ダニー・ボイルがオスカー監督に

スラムドッグ・ミリオネアでダニー・ボイルがアカデミー監督賞を受賞。ということで、過去の作品にも注目が集まるかと思います。過去作品には以下のようなものがあります。

ダニー・ボイル作品では、トレスポ、ザ・ビーチ、28日後、サンシャインが名作です。個人的に一番名作じゃねーか?と思うサンシャイン2057は、殆ど話題にもならなかったのですが、今回の受賞によって再評価されると期待しています。

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