Xbox Series X/Sに搭載されているSSDは、M.2スロットで取り外し可能なタイプになっている。
マザーボードにはんだ付けされているPS5のSSDとは対照的だ。
Xboxの方は、故障した時にSSDを取り外してデータのサルベージを行ったり、SSDだけを交換して修理することが可能になるが、PS5の方は故障時したときにマザーボードごと交換しなければならない。
Xbox Series X/SのSSDは、M.2 2230というフォームファクタが採用されている。
一般的なM.2 SSDといえば、2280や2242といったフォームファクタになるが、XboxのSSDは一般的には馴染みがない2230というタイプでめちゃくちゃ小さい。
(参考画像:SSSTC)
(参考画像:iFixit)
MicrosoftのSurface Pro Xに搭載されているSSDも同様の2230で、簡単に取り外しが可能となっている。
PS5のようにマザーボードにSSDが直付けされているタイプだと、SSDのみの交換はできないので、修理時にはコストがかかるが、製造コストはこちらの方が安い。
Xboxのようにスロットで交換できるタイプだと、製造コストは高くなるが、修理コストは安くなるし、将来的に大容量のモデルを発売するときにマザーボードを変更することなく、SSDだけを大容量のものにすればすぐに発売できるというメリットがある。
面白いのが、PS5の方は公式動画まで出してユーザーが簡単に分解できる仕様になっていることを証明したこと。ある程度は分解できます仕様のPS5はSSDを交換できないのに、お前らは分解しないでね仕様のXboxの方がSSDが簡単に交換できるという・・・これが逆だったらね〜。
とはいっても、2230のSSDはどこにも売っていないし、仮に購入できたとしてもかなり高価になるのでユーザーが内部SSDを交換するのは現実的ではないようだ。
Source: Siri’s Ex. on Twitter