そもそもPS5の本体は言うほど大きいのか?
公式の分解動画で人間の胴体サイズとほぼ同じ幅があることから、めちゃくちゃデカイと揶揄されているPS5本体。
確かにこうやって見ると大きくは見える。
しかし、冷静にチェックしてみると、PS5本体は手前にあり分解する人は奥にいることから、遠近法で手前にあるPS5本体が大きく見えるだけ。しかも、比較対象物として人間の胴体があることで、目の錯覚も加わって実物よりも大きく見えてしまっているだけじゃないだろうか?
空気清浄機くらい大きいというのは目の錯覚なんだ。間違いない。
それに、ライバル機と比べて大きいのか?という疑問もある。
こちらが実物のXbox Series X本体。
確かに横幅はこちらの方がスリムだが、PS5は直方体、Xboxが立方体という形状の違いがあるので、面積で比べるのがベターかもしれない。
こうやって見ると、Xboxもそこそこデカイ。
コントローラーの大きさで本体のおおよその大きさも分かると思うけど、縦に長く厚みもそこそこある。高性能のマシンで排熱も考えると、本体はどうしてもそれなりの大きさになるし、仕方のないことだろう。
ただ本体デザインがシンプルなのとカラーが黒ということで、視覚的にはこちらの方が小さく見えるのは確か。
でもその前に、据え置きのゲーム機の大きさなんて、多少大きかろうがどうでもよくね?
というのがある。
友達の家に持っていってプレイするような世代のキッズはスイッチを買うだろうし、おっさんがPS5やXboxを友だちの家に持っていくシーンは考えられないし、家電のように家に据え置きでプレイするだけのゲーム機の大きさがどうのこうの言っているのは、結局のところ重箱の隅をつつきたいだけなんだろう。
性能やゲームタイトルでほぼ横並びの次世代ゲーム機2種は、つっこみ所がもうそれくらいしかないっていうのもあるか。CELLを搭載したPS2と中身がAT互換機だった初代Xboxのように、ハードウェア面でも特性が異なるならともかく、PS5とXbox Series XはどちらもシュリンクしたゲーミングPCなので、ゲームのグラフィックも大差ないし、ロード時間も大差ないし、プレイするゲームも大差ないし、ゲームプレイの環境も大差ない、さらには販売価格も横並び。
そんな状態なので、誰にでも分かりやすく突っ込めるのは本体のデザインと大きさくらいしかないんだわ。
その本体の大きさもそんなに変わらんけどな。