年末に登場する「PS5」の販売価格はいくらになる?
「PS5」の製造コストに関して言及する記事がBloombergに掲載されていますが、それによると「PS5」を1台製造するのにかかるコストは450ドル前後だといいます。
製造コストに450ドルかかるということは、販売価格はもっと上になる?
いや、もしかすると450ドルより安く設定されるかもしれません。
PS5の製造コストは450ドル
かつて家庭用ゲーム機といえば、例え赤字を出しても普及価格帯でバラ撒いて覇権を取るのが最重要とされていました。
同じSONYのゲームハードでは、「PS4」の製造コストはローンチ当時は450ドルもかかりましたが、販売価格は399ドルに設定されていましたし、SEGAの「ドリームキャスト」は無謀な値下げ競争の末に、1台売るごとに1万円の赤字だったことは有名です。
「ドリームキャスト」は製造コストを下げないまま値下げするという愚行による結果なので、今回の「PS5」の製造コストとはかなり状況が異なりますが・・・
450ドル前後という「PS5」の製造コストですが、予定ではもう少し低く見積もられていたようです。半導体パーツの価格上昇によって、450ドル前後になってしまったといいます。DRAMとNANDフラッシュメモリがスマートフォンと取り合いになっていて、特にDRAMが供給不足に陥っているのだそう。
「PS5」は一体幾らになるのか?
従来であれば2月頃には本体価格は決定しているのだそうですが、同時期に登場するMicrosoftの「Xbox Series X」の出方を探っている状態にあるため、まだ決定はしていないようです。
現実的な価格としては、49,800円(税別)または、54,800円(税別)あたり。
サプライズで39,980円(税別)といったところでしょうか。
Source: Bloomberg