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幻のゲーム機「3DO M2」向けの同人ディスクが無料配布、実機で動作するよ

Panasonic M2 01

ゲームコレクターのアンソニーベーコンという人物が、Panasonicの幻のゲーム機「3DO M2」のコンピレーションディスクを無料配布しています。

公式のものではなく、いわゆる同人作品。
それも、実機用のディスクイメージを含む超絶コアなやつ。

「3DO M2」またはそこから派生したハードを持っている方(存在するのか?)は、ディスクイメージを焼いて(CD-Rでいいの?)再生すると、3Dグラフィックのデモを確認することができます。

「3DO M2」は、Panasonicのゲーム機「3DO REAL」の後継モデルとして発売が予定されていましたが、結局、発売は断念され、幻のゲーム機となりました。1995年当時としては高スペックをアピールしていましたが、このコンピレーションディスクに収録されているデモのグラフィックを見る限りでは、それはハッタリだったことがよく分かります。

Panasonic M2 02Panasonic M2 03

グラフィックはどうでしょうか?

デモンストレーションのショットを見る限りでは、その凄さは伝わってきません。

95年〜96年頃の家庭用ゲーム機にしては凄いのか?

ソース元がWikipediaになってしまいますが、かの飯野賢治は「M2」の3Dグラフィック性能に関してはかなり誇張されて伝えられていたと述べていますし、後に「M2」をアーケード基板に転用した「コナミ タランチュラ」という基板は、CD-ROMのロード時間がクソ長すぎて(NEOGEO CDほどではないにしろ)レスポンスが重要なアーケードゲームとしてはあり得ないとして、すぐに廃止されたとのこと。

そういう裏話も含めて、90年代のノスタルジーに浸る材料としては悪くないかも。

Via: Eurogamer.net