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[こぼれ話] 全米ライフル協会がゲーム業界を「腐敗した影の産業」と痛烈に非難(それはお前らだろ)

Nra unko

米コネティカット州ニュータウンの小学校で起きた銃乱射事件の原因について、またまたゲームが悪者にされています。

犯人の男が地下室でFPSゲーム「コールオブデューティー」を好んでプレイしていた、という事のみを強調して、あたかもゲームが原因で起こった事件のように誘導、政治家などもこれに同調してゲーム批判を始めている模様。

(そもそも地下室のある住宅が多いアメリカで、最も売れているFPSタイトル「CoD」をプレイしているなんて、その辺を歩いているオタクに声を掛ければ当てはまりそうですが。)

どう考えても、凶器となった「銃」そのものや「銃」が簡単に購入できる販売形式に原因があるという流れになるかと思いきや、まさかのゲーム原因説が浮上しています。

責任を一部追及されべき存在にある全米ライフル協会は、プレスリリースで「国民に暴力を販売し、国民に暴力を注ぎ込んでいる、無神経で腐敗した影の産業」としてゲーム業界を強烈に非難しスケーブゴートに仕立て上げています。これには、あきれるどころか狂気すら感じますね。

アメリカさんは銃社会ですが、我々日本は車社会。
銃を車に置き換えると分かりやすいかもしれません。

人を殺したら殺人ですが、車で人をひき殺しても殺人ではなく自動車運転(または業務上)過失致死罪になります。重くても危険運転なんちゃらです。しかも、遺族が裁判で頑張ってやっと適用されるような罪です。簡単に殺人扱いにはなりません。それ以外にも、車による事故は非難されにくいという一面があります。1台2台程度の死亡事故なら報道すらされませんし、報道してもメーカーロゴなどを映さない場合があります。これは、スポンサー関係や車関係の産業で飯を食っている人も多数いるからです。さらには、政治家まで取り込んでいるあたりも非常に似ています。

そこで、名案。ゲーム業界も政治家のタヌキおやじに献金してみる。実験的に。(もうしているなら、増額する)

するとどうでしょう、嘘のように手のひらを返し「ゲームは脳にいい!」とか言い出すはずです。そして、タヌキおやじにそういわせるだけで、自称有識者やメディアも同調するでしょう。彼らは1本のヒモで繋がっているからです。