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いよいよHD-DVDが閉店ガラガラ?

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現在販売店によって、プレイヤーや映画の在庫処分セールが行われているHD-DVDですが、いよいよ終演を迎えるかも知れません。

ロイターが報道した内容によれば、最終手段としてプレイヤーを半額に値下げして反撃したものの、その週のプレイヤーの売り上げは、BDの65%に対して28%しか売れず、大手小売りのウォルマートやベストバイがBDの支持を発表するなどネガティブな結果を受けて、東芝は「何らかの動き」を検討中だとか。

[ 東芝、間もなくHD DVDから撤退か – ITmedia News ]

撤退報道についてNHKが声明を発表。

報道では、「東芝がHD DVDについて撤退の方向で最終調整に入り、店頭販売は続けるが、生産や新規開発は終了する」などとしていた。東芝では、「現在市場の反応を見ながら今後の事業方針について検討はしているが、報道のような決定をした事実は無い」としている。

[ 東芝、HD DVD撤退報道について声明 ]
撤退するにしても、それは一つの結果で仕方在りませんが、すでに購入している人へのアフターケアが、東芝ブランドのこれからを左右しそうですね。

「HD DVD」から撤退する東芝の痛手は大きそうだ。関連機器の生産中止など直接的なものだけで損失は少なくとも数百億円にのぼるとみられる。すでに「HD DVD」規格の製品を購入した消費者などの批判が強まることも予想され、難しい対応を迫られそうだ。

[ 東芝、HD DVD撤退…米で敗北、とどめ ]