2000年〜2009年までの間に発売された数々の電化製品の中で、大々的に発表・宣伝されたにも関わらず、見事に失敗して散っていった製品のランキングを米Cnetが発表しています。
その1位に輝いたのは、SEGAのドリームキャスト。
ネットもできるゲームマシンとして時代の5年先を読んでいた先進性。湯川専務やせがた三四郎といったコミカルなCMで一般層にも認知され、神移植されたソウルキャリバー等の名作ゲームも登場したものの、ライバル機のPS/PS2に比べてコントローラーがやや使いにくく、メモリーカードが電池切れすると電源を入れる度に「ピーッ!!!」とデカイ音が出るので、深夜に電源を入れるときはコントローラーにふとんを被せたりする必要があるといった荒削りな部分もあって、なんだかんだで成功を収めることは出来なかったのですが、2000年〜2009年を生き抜いた人々の記憶の中には永久に残るでしょう。
2000年代に失敗した電子機器–米CNETが選ぶ30製品より。
日本で馴染みの製品のみ太字です。
- ドリームキャスト(SEGAのゲーム機、黎明期のネット接続デバイスも兼ねた)
- DVDレコーダー(HDD無しのDVDレコーダー)
- SONY AIBO(犬型愛玩ロボット)
- DVD-AudioとSACD(オーディオフォーマット)
- Modo(黎明期のネット接続デバイス)
- Ergo Audrey(黎明期のネット接続デバイス)
- Apple Power Mac G4 Cube(Appleの失敗作)
- タブレットPC(タッチパネルやスタイラスで操作するPC)
- Data Playディスク(小さいMD)
- 衛星ラジオ
- SONY MicroMV(テープ式の小型ビデオカメラ)
- セグウェイ(鉄道各駅に貸しセグウェイがあったら絶対便利でしょ)
- MS Smart Display
- Tapwave Zodiac(ゲームも出来るPDA)
- HD Radio(高音質ラジオ)
- NOKIA N-Gage(携帯+ゲーム機)
- MS SPOT
- UMD(PSPのメディア、逆にPSPGoの方が先に消えるかも知れないけど)
- CableCARD
- SEDフラットパネルTV(世界的な不況により開発停止中)
- PlaysForSure
- SONY ロケフリ(TVを出先で見るニーズ自体がニッチなのでこんなもん)
- Gizmondo(GPS内蔵携帯ゲーム機)
- Palm LifeDrive
- Motorola ROKR E1(iTunesがちょっとだけ使える携帯電話)
- HD DVD(でたぁ〜〜〜〜!!こういったランキングでも地味なのが泣ける)
- SONY mylo(コミュニケーションPDA)
- UMPC(ウルトラモバイルPC、スマートフォンが高性能化してご破算)
- Palm Foleo
- Apple TV(日本ではなかなかの置物化)