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PS4/Vita版「サムスピ零SP」はMVS版の移植で表現規制無し!

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PS4 /PS Vita向けタイトルとして「サムライスピリッツ零SPECIAL」の配信が、9月14日(木)よりPS Storeで開始されました。

まさかこの2017年に、このタイトルが復活するとは・・・と感慨にふける人もいるのではないでしょうか。しかも、表現規制無しのMVS版をそのまま移植したもので、オンライン対戦やプラクティスモード、ギャラリーモードまでついてきます。

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ギャラリーモードでは、サムスピ過去作品全てのキャラクターイラストが観覧できる。

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サムスピ零SPと表現規制

MVS / NEOGEO向けとしては最後のサムスピシリーズ。2004年4月22日よりアーケードで稼働開始、同年7月15日よりNEOGEO用が発売開始されました。2003年10月10日より稼働開始した「サムライスピリッツ零」のバージョンアップ版となります。開発元は「アルカナハート」の悠紀エンタープライズ、発売元はSNKプレイモアという辺りに、格ゲーの超末期に出たことがうかがえます。

また今作では、「モータルコンバット」のFATALITYのような「絶命奥義」という要素が盛り込まれましたが、NEOGEO版では残酷表現規制(血は出るが切断などの残酷表現は一切なし、「絶命奥義」の演出までカット)が行われたことで、ユーザーから不満が噴出したことでもしられています。

この過敏ともいえる残酷表現規制が行われた経緯としては、あのネバダでお馴染みの佐世保の事件が原因だったとされています。

家庭用ネオジオ版での残虐表現については発売前の2004年6月1日に発生した佐世保小6女児同級生殺害事件に配慮して、アーケード版における残虐レベル1相当固定(残虐演出および「絶命奥義」の演出無しで、設定変更不可)になったが、発売前に一切告知がなかったために購入者からの苦情が殺到し、結果として物議を醸すことになった。また、それ以外にも一閃のフィニッシュ時に音声バグが起こる、プラクティスモードで怪現象が起きるなど、複数の不具合が発生していた。これに対する抗議の署名も行われたが、SNKプレイモアは個人情報保護の観点から受け取りを拒否した。

後に、一部のバグを修正した上で「絶命奥義」の演出を変更して復活収録(アーケード版よりも残虐表現が抑えられている)した修正版への交換は受け付けた(お詫びの記念品としてナコルルのキーホルダーが発送された)。ただし、修正版でも残虐演出そのものはカットされたままだった。(Wikipedia)

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 PS Store サムライスピリッツ零SP

・発売元:SNK
・移植:Code Mystics
・フォーマット:PlayStation®4/PlayStation®Vita
・ジャンル:対戦格闘
・発売日:好評発売中
・価格:PS4® ダウンロード版 販売価格 1,000円(税込)
    PS Vita ダウンロード版 販売価格 1,000円(税込)
    PS4®/PS Vitaクロスバイ ダウンロード版 販売価格1,500円(税込)
・プレイ人数:1~2人(オンライン時:1~2人)
・CERO:C(15才以上対象)