(image: iFixit)
PS5 Proの内部構造は従来のモデルからどう変わった?
主にデバイスの構造とユーザビリティに着目しているiFixitの分解レポートによると、PS5 Proでは白いカバーの取り外しに工具は必要なくなり、冷却ファンとCMOSバッテリー(ボタン型電池)を簡単に交換できるようになったという部分が評価されている。
従来のPS5やPS5 Slimでは、CMOSバッテリーがメインボードの下に配置されているので、交換するためには全バラする必要があって、ユーザーが気軽に交換できるしろものではなかったのが、PS5 Proでは白いカバーを外すだけで交換できるようになった。
CMOSバッテリーは内部システムの電源として使われているもので、CR2032ボタン電池が使われている。利用状況によっては数年で電力が尽きることがあるので、そうなると交換しないと起動できない。
PS5 ProならCMOSバッテリーを簡単に交換できるようになったし、故障しやすい光学ドライブは外付けのユニットになっているので、PS5 Proの製品寿命はかなり長いかもしれない。
(image: iFixit)
冷却ファンにも、白いカバーを外すだけでアクセスできる。
ブロワーなどでホコリを飛ばすメンテナンスが非常にお手軽に。
(image: iFixit)
冷却ファンは一般的なトルクスネジとコネクターで取り付けられているだけなので、交換用パーツが入手できれば簡単に交換することができる。
白いカバーを取り外すだけなら、封印シールを剥がさなくてもいいのも嬉しい。
Source: PS5 Pro Teardown – iFixit