『シン・仮面ライダー』の冒頭の「幕前/第1幕 クモオーグ編」が、3月28日にMBS毎日放送でノーカットTV放送された。見逃した人向けに、TVerで4月16日まで配信されている。
放送時間は27分で、最初の敵であるクモオーグ(大森南朋)との戦いを描いている。
この映画は、初代仮面ライダーのオマージュを随所に散りばめつつ、現代的な視点で再構築した作品である。庵野監督の独自の世界観と演出が光る映画となっており、ファンはもちろん、新たな仮面ライダーを見たい人にもおすすめである。
映画を観た人によると、このクモオーグ編がピークだということで、クモオーグ編で刺さった人は劇場に行けばいいし、刺さらなかった人はスルーすればいいという試金石になるので、TVerで見てみてもいいだろう。
一つ言えることは、あのような峠道で大型トラックに煽られるバイクなどありえないということだ。ああいう一見リアルだけど、実は全くリアルじゃない描写って物凄く気になるよね。
一方、AbemaTVでは初代仮面ライダーの方を一挙放送していて、そちらはものすごい視聴者数とコメント数を叩き出していた。
仮面ライダーというと本郷猛こと藤岡弘が有名だが、観てみた感じでは、2号ライダーの十文字隼人に変わってからの方が圧倒的に面白くなる。まず、顔が中川家礼二に似ていて面白い。ストーリーも真面目にやっているのか、ふざけているのか良くわからない軽いノリで、怪人をそのままにして帰宅して、次回で怪人が街で大暴れみたいな回もあるし、怪人もぜんぜん強くなくて、滝から落ちただけで死んだり、仲間のパンチパーマのAI(歌手)似のおっさんにボコられたりするし、世界観がユルくていい感じ。
『シン・仮面ライダー』に関しては、思いの外早くアマゾンプライムビデオで配信されそうというのがあって、それ待ちの人も多そう。実際、シンウルトラマンは5月公開で11月にはアマゾンプライムビデオで見放題配信だったので、早ければ夏〜秋には見放題配信されるだろう。
Source: ABEMA TIMES | アベマタイムズ
Source: 『シン・仮面ライダー』公式サイト