PSNがまた狙われる、日本だけでもなりすましサインインが560件

不正アクセスによる情報流出が記憶に新しいPSN/SENですが、復旧した今もなおハッカーの標的になっているようです。

SONYは、12日、PSN/SENサービスにおいて93000件もの有効なユーザーアカウントへの不正サインインの試行が何者かによって行われていたことを発表しました。日本国内においては、560件の有効なユーザーアカウントへの“なりすましサインイン”が行われた可能性があるとのことです。

このなりすましサインインの試行は他社サービスのアカウント情報を利用したもののようで、SONYによると不正アクセスされたわけでもクレジットカード情報が洩れたわけでも無いとのことですが、なりすましサインインが成立したウォレット残高のあるアカウントについては、その残高を使用してコンテンツの購入が行われた可能性があるとしています。

[ プレイステーション® オフィシャルサイト ]

PSNが不正アクセス被害、7700万人分の個人情報が流出(クレカ番号も)

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SONYは、4/21から発生しているPSNの障害について、4/17~4/19にかけてハッカーによる侵入があり、7700万人分のアカウント情報が流出した可能性があることを発表しました。

流出したとみられるアカウント情報は以下の通りで、クレジットカード番号を含む、ほぼ全ての登録情報が流出してしまっています。

  • PSN / QriocityのログインID・パスワード
  • パスワード失念時の秘密の質問とその答え
  • PSNハンドル
  • 住所、氏名、生年月日、Eメールアドレス
  • 購入履歴
  • クレジットカード情報

クレジットカード番号はいわずもがなですが、ログインID・パスに住所・氏名・メアドの流出も結構問題です。こういった買い物サイトでログインID・パスワードを同じものにしているユーザーも多く、悪用される可能性も考えられる為、該当するPSNユーザーは、PSNアカウントだけでなく他サイトのアカウント情報の変更も余儀なくされます。(面倒くさい!)

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