超絶激レアゲームハードの初代プレイステーション試作機が、2020年の2月7日に海外のオークションに出品されるということで、製品写真が先行公開されています。
プレイステーションは当初、任天堂とソニーが共同開発を行っていました。
SFCをベースにCDドライブを搭載した次世代ゲーム機。
カードリッジROMとCD-ROMの両方が使える仕様になっていて、多くの人が知っている初代プレイステーションのデザインとは大きく異なりますが、イジェクトボタンだけは面影があります。
背面ポートはこんな感じ。
主な出力はコンポジにS端子、あとマルチ端子もあります。
NEXTポートは、当時のゲーム機でよくあった後付ハードを想定した拡張ポートでしょうか。
コントローラーやカードリッジはまんまSFCを流用。
ただ、コントローラーはNintendoではなくSONYとPlayStationの表記になっています。
カードリッジROMには「92 10.6 デモ用」というシールが貼ってあり、時代を感じさせます。
もし、任天堂とSONYがゲームハードの開発で上手く行っていたら・・・?
プレイステーションは任天堂ハードとして登場していました。
実際には、SONYと任天堂は決別することとなり、別々のゲームハードを発売します。任天堂はニンテンドー64を発売しますが、カードリッジROMに固執したためCD-ROMを採用したプレイステーションやセガサターンに遅れを取り、ゲームハードの覇権争いに破れることになります。
ていうか、なんで90年代前半って家電メーカーとかからゲームハードがうじゃうじゃ出てきていたんでしょうね。それだけ金になったからか?
夢のある時代ですね。
Source: HERITAGE AUCTIONS