80年代後半〜90年代初頭、場所によっては00年代後半まで、日本中でみられたちょっと古いゲーセンの光景を、海外ゲーマーが珍しがっています。
imgurに投稿されたゲーセンの写真。80年代〜90年代のゲーム筐体がごろごろあって、如何にもたばこ臭そうな、それでいて懐かしい感じのするゲーセン。
この写真を投稿したのは日本人。女友達の祖母が経営していたゲーセンで、2フロアにSEGAのエアロシティが42台、アストロシティが6台、ナムコの筐体が7台。
故障しているものもあるようですが、殆どが稼働するようです。
でも、これはちょっと都会や郊外のベットタウンにあるゲーセンですね。
僕が子供の時に通っていた田舎のゲーセンは、こういう光景とはちょっと違いました。
古民家をベースとした古本屋の一角にあり、何時のやねんという超絶古いいかがわしい本が並ぶ薄暗い店内に設置された、これまた古い筐体にネオジオやカプコンのゲームが入っているっていうやつ。1ゲーム50円。ゲームはやるときだけ電源を入れるエコシステム。両替機は婆さん。夕方5時を過ぎると婆さんが飯を作り始めるので、店内に焼き魚とかのニオイが充満。すると、腹が減るのでみんな帰るというシステム。
良かったのは、照明が薄暗くてプレイしているゲームのみ電源が入っているので、BGMがガンガン聞けてゲームへの没入感が半端ないということ。如何にも昭和のゲーセンで、ヤンキーのたまり場と化していそうですが、ヤンキーが来ると直ぐに婆さんが警察に通報するので、逆にヤンキーが居ないという謎の穴場でもありました。
・・・話を元に戻しますが、こういう日本の古い文化的なものに関しては、日本人より遠くに住む外国人の方が大切に考えてくれていたりするものです。海外のレトロゲーマーって、古民家好きな外国人と似たような感じがありますね。
Source: Girlfriend’s Grandma’s Game Center – Imgur
Source: Arcade Otaku – Grandma’s Girlfriend’s Game Center