上の画像は、1998年7月の「ゲーム批評」に投稿されたもの。
当時のゲームといえば、ガチ勢の格ゲーやシューティングの残党が終焉を迎えつつかろうじてのさばっている一方で、「FF」とか「無双シリーズ」とか、そういう単調作業でレベル上げたら誰でもクリアできるライトユーザー向けのゲームがグイグイのびてきている頃です。
その頃からこの手の“違和感”を訴えているユーザーが居たし、それを掲載するメディアもあったというのに、メーカーはそれを見過ごしていたせいで、今や日本はゲーム後進国になってしまいました。洋ゲーがスゲーグラフィックと濃密な内容の新作タイトルをバンバン発売する一方で、簡単に作れて簡単に儲けられる、基本無料の小粒な課金ゲーばかりが目立つ現状に成り下がる始末。
このイラストを投稿した東京都のクレイジーじじいは、恐らくもうゲームはしていないでしょうね。