GAMEKO SHOP

悪魔くん千年王国 (ちくま文庫)

水木 しげる

筑摩書房

売上ランキング:86676

発売日:1988-06

価格:¥ 1,050

通常24時間以内に発送


この商品を買った人はこんな商品も買っています。

カスタマーレビュー

水木しげるのベスト3に入る本  (2007-04-06)
個人的には、本書が水木しげるの最高傑作だと思う。善だか悪だかわからない奇態な天才少年、悪魔くんが、千年王国を作るのだ、という異常な発想に取り付かれ、行動を起こす。腹心(?)のイモリビトが、むしろ、事実上の主人公で、舞台回し役となっている。戦後の高度成長期の初期に、この波に乗れなかった人々や、町並みや、風俗が全編を覆っていて、今となれば、そんな感じだったよな、と感慨深い。おそらく当時、学生運動華やかなりし頃だったと思うが、子供だった自分が少し見上げるような視線で覚えている世界はこんな感じだった。もう一つの傑作「河童の三平」同様、筋らしき筋はあるが、おそらくは、書いているうちにどんどん変転していってしまった奇妙さが、却って、読者を奇態な世界から出してくれなくなる魅力となっている。

デハッ、やったね(耳は引きちぎってはいけませんw)  (2006-02-04)
素敵です…!
素敵過ぎますっ!
松下悪魔くんの魅力全開フルパワーですっ!!

貸本版悪魔くんをベースに新たに書き直されたものが、この【悪魔くん千年王国】です。
キューピー松下が苦手な方も、こちらの松下悪魔くんは大丈夫…かな?w
小学生が読んだら、高確率で性格が変わるであろうっぷりは健在ですけど…ww

一万年に1人現れる神童・悪魔くんこと松下一郎小学2年生が、全ての人が幸せに暮らせる理想の世界《千年王国》を創るため奮闘する物語。

アニメ版の悪魔くんしか知らない方は、まず間違いなく戸惑うと思われます。
しかし、アニメ版の埋れ木真吾悪魔くんや2代目山田真吾悪魔くんにはない素敵な魅力にはまること間違いなしの1冊!
読めば読むほどに、日常生活で松下語録を使い始めてしまう中毒症状付きです!w

さぁ…貴方も一緒に…!
『バカバカしいことだニャー』(ニャーって…ww

悪魔くんを語るならば  (2006-01-04)
最新版(TV版)の悪魔くんしか知らない自分にとってこの作品は、かなり衝撃的でした。貧富の差も戦争もない人類がみな平等の理想国家を建設しようと十二人の使徒と共に崇高な目的を邪魔するものと戦う世紀の天才少年。そのメッセージ性の強いこと強いこと。それは、TV版の悪魔くんの十二使徒と友達感覚と付き合うものとは、まるで違う魅力があります。まさに大人向けの悪魔くん。素晴らしかったです。

「現世は夢になり夢は現世になる」  (2005-06-14)
「悪魔くん」は複数のバージョンがありますが、本書は貸本版『悪魔くん』をリライトし
たものです(572ページの大長編)。したがって、おなじ悪魔くんでも、マガジン版(ち
くま文庫では『悪魔くん(全)』)とは話の内容も、登場人物もことなっています。

貸本版の『悪魔くん』は長編として構想されましたが、売り上げが思わしくなく、出版元
の意向であわただしく終了してしまいました。そういった経緯もあり、本書は貸本版の話
を踏襲しつつも、未消化におわった部分(十二使徒など)を拡大するなど、完全版として
の意味合いがつよくなっています。

本書の原案は作者が経済的に困窮していた時期に構想されました。いくら原稿を描いても
生活はゆたかにならない。作者は世の中の不条理にたいし、悪魔くんこと、松下一郎少年
に「万人が兄弟となる王国を実現する」という夢を託します(このあたりは「コケカキイ
キイ」につうじるところがあります)。

マガジン版の悪魔くんも快作ですが、本書はそれに勝るとも劣らぬ名作です。むしろメッ
セージ性という点では本書の方が優っているように思います。

第一使徒 蛙男
第二使徒 ふくろう女
第三使徒 ヤモリビト
第四使徒 占い杖
第五使徒 悪魔
第六使徒 家獣
第七使徒 別荘番
第八使徒 別荘番の妻
第九使徒 おまわりさん
第十使徒 幽霊
第十一使徒 一郎の父(元太平洋電機社長)
第十二使徒 キリヒト

読み応えたっぷり  (2004-07-12)
千年王国と普通の悪魔くんは登場するキャラクターなどに、ちょっとした違いがある。悪魔くん自身も髪形が違ったたりストーリーも少し違う。千年王国では悪魔くんは世界に戦いを仕掛けるが、普通の悪魔くんでは情けない終わり方だった。(千年王国も世界の覇者にはなれなかったが)

千年王国を読むのならぜひ普通の悪魔くんも読んでみてもらいたい。何処が違うのかがよくわかると思う。テレビのシリーズともまた違う。案外正確悪い悪魔くんが千年王国で見れる気がする(抜けてるところは在るけど)

カテゴリー
ゲームソフト
ゲームハード
新作ソフト予約
特集